春キャベツの保存方法や選び方のコツ!栄養と効能は何?
おいしい「春キャベツ」の見分け方と保存方法!
キャベツは一年を通じて出荷・販売されていますが、季節によって呼び名が変わり、中でも春に売られているものを「春キャベツ」と総称されています。
冬の時期に、煮込み料理やロールキャベツに使われる冬キャベツと大きく違うのは、味と食感です。
春キャベツは冬キャベツに比べると生で食べた時に歯触りがやわらかく、そして甘みがあると言われています。
また、同じ品種を春に収穫するから春キャベツ、冬に収穫するから冬キャベツと呼んでいるわけでもなく、そもそも品種自体が違います。
新鮮な春キャベツの選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「春キャベツ」が美味しい旬の時期:3月~5月
春キャベツという名前の通り、春の時期が一番美味しい旬となります。
千葉や茨城といった関東近郊が産地となり、全国へ集荷されています。
《新鮮な春キャベツの選び方のコツ》
春キャベツは冬キャベツと違い、葉の巻き方が緩いのが特徴です。
そのため、持ってみても冬キャベツのようにずっしりとした重みはなく、形も楕円より丸い形をしています。
良質な春キャベツを選ぶには、一個丸ごと買うなら葉が鮮やかな緑色をしたものを選びましょう。
半分にカットされている場合は、葉から芯に向かうに従い黄色みを帯びているのがよいでしょう。
春キャベツを新鮮に保つ長期保存方法
丸ごとの場合は、芯をくり抜いてそこに湿らせたキッチンペーパーを詰め、新聞紙に包んで冷蔵庫で保管すると一週間程度は鮮度を保つ事が出来ます。
また、適当な大きさにカットして急速冷凍をする事で、解凍後も炒めて食べると食感をあまり損ねず春キャベツを楽しむ事が出来ますが、春キャベツは生食に向いた野菜であるため、あまり冷凍保存はお勧めしません。
春キャベツの栄養成分とその働き(効能)は?
キャベツは、その名前が胃腸薬にもなったキャベジン(ビタミンU)が含まれている野菜ですが、中でも春キャベツの含有量がトップと言われています。
この他にも、肌の潤いを保ち免疫力を高める効果のあるビタミンCを始め、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンK、ビタミンEといった多くのビタミン類を含んでおり、春キャベツは生食に適している事から、加熱や水に溶けやすい性質を持つこれらのビタミン類を、効率よく摂取出来ると言われています。
まとめ
春キャベツ、冬キャベツに関わらず、キャベツの葉は調理に使うけれど、芯は使い道がなくて捨ててしまうという方も多いのではないでしょうか。
実はキャベツは外側の葉にもっともビタミンCが多く含まれ、内側にいくにつれだんだんとその量は減るものの、芯には再び外側の葉程度のビタミンCが含まれていると言われています。
芯をそのまま捨ててしまうのは大変もったいないので、刻んで炒めてみたり、お漬物にしてもシャクシャクとした食感が楽しく癖になる味です。是非お試し下さい。
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