マッシュルームの栄養と効能は何?保存方法や選び方のコツ!
2020/12/13
新鮮でおいしい「マッシュルーム」の見分け方と保存方法!
マッシュルームは、1904年頃アメリカやヨーロッパなどからその栽培技術が持ち込まれ、1922年から本格的な栽培が始まったとされています。
主に缶詰に加工したものをアメリカに向けて輸出する事業が盛んになり、一時期は一大産業として発展をしたものの、その後栽培技術を移植した他のアジアの国での生産が増えると、日本では国内向けに僅かに栽培するに留まるようになりました。
このような理由で、現在の日本では食材としてあまり馴染みのないマッシュルームですが、その愛らしい形を似せた髪型である〝マッシュルームカット〟は、日本人にもよく知られた髪型として定着しています。
新鮮な「マッシュルーム」の選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「マッシュルーム」が美味しい旬の時期:10月~12月
マッシュルームの本来の旬は秋から冬に掛けてですが、日本で売られているのは栽培物が殆どですので一年を通じてスーパーで買う事が出来ます。
とは言え、日本人にとってマッシュルームはあまり馴染みのない食材であり、実際に使われる場合も生のものを買うというよりは、缶詰をパスタの具やスープに使うという方も多いのではないかと思います。
《新鮮な「マッシュルーム」の選び方のコツ》
日本で売られているマッシュルームは主にホワイト種とブラウン種の2種類となっています。
ホワイト種の場合はかさや軸が白いものを選ぶのがよいですが、あまりにも白すぎるのは漂白されている事もあるので、なるべく自然な色合いを選ぶようにして下さい。
ブラウン種は肉厚でかさが開きすぎていないものを選ぶのがよいでしょう。
マッシュルームを新鮮に保つ長期保存方法
マッシュルームはあまり日持ちしない野菜ですので、買ってきたらラップに包んで冷蔵庫で保管するようにしましょう。
それでも2日程度しか持ちません。それ以上長く保存したい場合は、適当な大きさにカットした後レモン汁を掛けて保存用袋に入れて冷凍庫で保管するとよいでしょう。
冷凍したマッシュルームを解凍すると水分が出ますので、使う時はそのまま炒めたり煮込むようにして下さい。
マッシュルームの栄養成分とその働き(効能)は?
マッシュルームに含まれている成分の中で特筆すべきなのは、ビタミンB2でしょう。
ビタミンB2はダイエットに敏感な方ならすでにご存知だと思いますが、脂質の代謝を高めエネルギーに変えてくれる成分です。
またマッシュルームには食物繊維も多く含まれているので、コレステロールを下げ便秘解消にも効果があると言われています。
さらにマッシュルームには旨味成分である「グルタミン酸」が多いので、少量でも「美味しい」と感じられる食材と言えます。
「マッシュルーム」のまとめ
ホワイトマッシュルームは新鮮なものであったら生のまま食べられるきのこです。
加熱調理の手間が省けるだけではなく栄養を失う事なく摂取する事が出来ますので、手軽にダイエットを始める事が出来ます。
日本ではそれほどメジャーな食材とは言えない現状がありますが、その美味しさと効能を知れば、きっとあなたもマッシュルームを食べてみたくなるはずです。
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