ゴーヤの栄養と効能は何?保存方法や選び方のコツ!
新鮮でおいしい「ゴーヤ」の見分け方と保存方法!
ゴーヤは、沖縄の郷土料理であるゴーヤチャンプルやゴーヤのサラダが有名となった事で、一気にその名が全国区となった野菜です。
今では沖縄から遠く離れた北海道のスーパーでも見かけるようになり、日本の各地でその味を味わう事が出来るようになりました。
ですが、ゴーヤは食べ慣れない人からすると強い苦味が壁となって、何度もリピートしたいと思える野菜とはなかなか言いずらいものがあります。
しかしゴーヤは、その苦味をもろともしないかのようにあっと言う間に日本中で愛されるようになりました。
その理由とは一体何なのでしょうか。
新鮮な「ゴーヤ」の選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「ゴーヤ」が美味しい旬の時期:6月~8月
ゴーヤな夏野菜です。最近では野菜として食べる事は勿論ですが、強い直射日光が家の中に入るのを避け、少しでも室温を下げるためのエコスクリーンとして、窓辺にゴーヤを植える人も増えて来ました。
日差しを遮ってくれて、なおかつ美味しく頂けるとは、ゴーヤは素晴らしい野菜ですね。
《新鮮な「ゴーヤ」の選び方のコツ》
ゴーヤは、その一番の特徴とも言うべきイボが小さく密集していて、緑色が濃いものほど苦味が増すと言われています。
逆にイボが大きく緑色が薄い物は苦味が少ないとされ、好みによって選ぶ事が出来ます。
ゴーヤを新鮮に保つ長期保存方法
ゴーヤは丸ごと買ってきたら、新聞紙で包んで冷暗所で保管します。
しかし2~3日程度しか持たないので、それ以上保存する場合は半分にカットし、中のワタを綺麗にくり抜いて湿らせたキッチンペーパーで包んだら、さらにビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保管しましょう。
これで一週間程度は日持ちします。
さらに長期で保存したい場合は、適当な大きさにカットして冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保管します。
この他、ピーラーで薄くスライスし天日干しをして乾燥させてもよいしょう。
ゴーヤの栄養成分とその働き(効能)は?
ゴーヤの苦味の成分であるモモルデシンには、血糖値やコレステロール値を下げる効果があるとわかっています。
また、中性脂肪を下げるには老廃物を積極的に吸収し排出させるため、水溶性食物繊維を取る必要がありますが、ゴーヤにはこの水溶性食物繊維も豊富に含まれています。
そして何といってもゴーヤにはビタミンCがたっぷり含まれています。
同じ夏野菜のトマトやきゅうりと比べてもその量は4~5倍と言われ、さらにゴーヤに含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくい特性を持っています。
このため、炒め物にして食べてもせっかくのビタミンCを減らす事なく体に吸収させる事が出来るというわけです。
「ゴーヤ」のまとめ
ゴーヤがここまで日本各地で広まったのは、苦味を持ってしても食べたいと思わせる健康食としての凄さがあるからかも知れません。
それはゴーヤを常食している沖縄の方が、世界トップの長寿国の日本の中においての長寿県ナンバー1である事からも伺えます。
日本の中でも特に夏の暑さが格別な沖縄の人達が、夏を元気に過ごすためには欠かせないものが、まさにゴーヤなのです。
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