冬瓜の保存方法や選び方のコツ!冬瓜の栄養と効能は何?
新鮮でおいしい「冬瓜」の見分け方と保存方法!
冬瓜は、その名前から冬が旬の野菜だと誤解されている方も多いようですが、実は夏が旬の野菜です。
冬瓜はそのままで保存しておいてもとても日持ちのする野菜で、夏に収穫したものが冬になっても食べられる事からこの名前が付けられたとされています。
また、冬瓜自体には味が殆どないので、和風、中華風、洋風と様々なジャンルの料理に利用が可能です。
汁物や煮物にして味をつけやすいといった利点がある他に、皮も、果肉も、ワタの部分も余すところなく全部を食べられるのも、冬瓜の大きな特徴と言えます。
新鮮な「冬瓜」の選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「冬瓜」が美味しい旬の時期:7月~9月
夏が旬の冬瓜ですので、やはり夏の時期に積極的に食べたいものです。
しかし冬瓜には味が殆どないため、旬といってもしっかりと味わうというよりは、水分を多く含む野菜のため水分補給に役立ったり、食欲の沸かない時期にもさっぱりと食べられる物として重宝されていたようです。
《新鮮な「冬瓜」の選び方のコツ》
皮の緑色が濃く、ツヤがあるものを選ぶのがよいでしょう。
大きなものより小振りで、なおかつ持つとずっしりと重いものが果肉が締まり良質であると言われています。
また冬瓜は熟成するほどに、皮に白い粉を吹くようになります。
ですので、皮の表面に白い粉がついてないものは収穫からそれほど時間が経過していないという目安にもなります。
さらに、カットされて売られている冬瓜の場合は、果肉が真っ白なものの方が新鮮です。
冬瓜を新鮮に保つ長期保存方法
冬瓜は丸ごとであれば、風通しのよい冷暗所に置いておけば数か月は保存が可能です。
カットしたものは中のワタの部分から傷み始めるので取り除き、ラップをしっかりとして冷蔵庫で保管して下さい。
しかし、この場合だと4~5日程度しか持たないので、使い掛けの冬瓜を長期で保存するなら、さらに皮を剥いて適当な大きさにカットした後、冷凍用保存袋に入れて冷凍保存しましょう。
その際、出来るだけ中の空気を抜くようにストローを差して空気を吸ってあげるとよいです。
冬瓜の栄養成分とその働き(効能)は?
冬瓜は全体の95%が水分で出来ているため、栄養成分が決して豊富とは言えません。
しかしカリウムが多いため、利尿作用や老廃物の排出を促進する事から、高血圧予防に役立ちます。
また冬瓜は低カロリーなのでダイエット食材として最近は再び注目されています。
「冬瓜」のまとめ
冬瓜は、これといったはっきりとした味があるわけではないので、若い方たちにはその旨さがいまいちよく理解出来ない野菜だと言われています。
一方で年齢を重ねた大人からは、奥深い味わいや素朴さが支持され、長きに渡って親しまれています。
冬瓜を食べて美味しいと感じられるようになったら、それはあなたも大人になった証拠、なのかもしれませんね。
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