チコリーの保存方法や選び方のコツ!チコリーの栄養と効能は何?
新鮮でおいしい「チコリー」の見分け方と保存方法!
チコリーは別名アンディーブとも呼ばれ、これらが混同している方も多いと思います。
チコリーは元はベルギー原産で、フランス語でアンディーブと呼ばれていました。
それがアメリカに渡った際にチコリーと名付けられました。
よって日本ではアメリカとヨーロッパの両方の呼び名が存在します。
チコリーは野草化し、アメリカなどでは雑草の中にごく普通に見られる事もある野菜です。
しかし、このようなチコリーは苦味がきつくて食用にはなりません。
食用のチコリーは、株から出た芽を日に当てないで育てる事で苦味を少なくしています。
新鮮な「チコリー」の選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「チコリー」が美味しい旬の時期:12月~2月
チコリーは江戸時代には日本にやってきたとされていますが、あまり一般家庭には普及していません。
そのため、栽培している農家も少なく、北海道などで栽培が行われています。
スーパーに並ぶのは輸入物が殆どなので一年を通じて買う事が出来ますが、チコリーの本来の旬は冬です。
《新鮮な「チコリー」の選び方のコツ》
新鮮なチコリを選ぶコツは、巻きがしっかりとしていて全体的に締まりがあり、真っ白なものを選ぶのがよいでしょう。
茶色く変色しているものは収穫から日が経っているか、傷みがある証拠です。
また、葉先の部分が開いていなく綺麗な黄色をしているのを選ぶのもポイントです。
ここが茶色かったりしなびているのも古い証拠と言えるでしょう。
チコリーを新鮮に保つ長期保存方法
チコリーはそのまま放置するとすぐにしなびてしまいますので、ラップでぴったりと包んで冷蔵庫で保管して下さい。
また冷凍保存には向きませんので注意して下さい。
チコリーの栄養成分とその働き(効能)は?
私達が食用としている葉の部分には、実は特筆すべき栄養素は殆ど含まれていません。
しかし一方で、チコリーの根はヨーロッパでは古くからハーブとして扱われ、またフランスでは今でもチコリーの根を乾燥させたものを濃く煮出し、コーヒーにして飲んでいます。
それはチコリーの根には、イヌリンという食物繊維があるためです。イヌリンは血糖値を下げる効果がある事から糖尿病の改善にとても役立つと言われています。
また、チコリ酸と呼ばれるチコリー特有の成分は、肝臓の機能を高め胃の消化を助ける働きがあるとされています。
「チコリー」のまとめ
チコリーは独特な苦味と歯触りが特徴の野菜です。
しかし食用にする葉には栄養成分があまり含まれないという事で、食べる必要がないと思う方もいらっしゃるかも知れません。
ですが、チコリーは少し変わった葉の形をしているので、それを生かして船のように見立て、そこに具材を乗せるだけでとても華やかなパーティーメニューになります。
勿論、サラダにして楽しむ他、煮ても焼いても美味しく頂けます。
食は栄養の摂取が一番の目的ではありますが、人生の楽しみの一つでもあるので、チコリーの味や食感を是非多くの人に感じて頂きたいものです。
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