長ネギの保存方法や選び方のコツ!長ネギの栄養と効能は何?
新鮮でおいしい「長ネギ」の見分け方と保存方法!
長ネギは、それ自体を味わうというよりは、脇役としてメインの食材を引き立てる役が多いように思えます。
例えば、蕎麦やうどんのツユの甘みを際立たせるための薬味として使う他、すき焼きに長ねぎを入れて肉から出た旨味を吸わせたり、と、長ネギを主体とした料理というのはあまり思いつきません。
それと同時に、長ネギとは書いて字の如く長いネギを総じて指し、種類による利用法や味の違いなどにはあまり関心がないようにも思われます。
ですが、長ネギと一口に言っても地域によって好まれる種類が違ったり、味や食感にも違いがあるなど、実はとても奥深い野菜なのです。
新鮮な「長ネギ」の選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「長ネギ」が美味しい旬の時期:11月~2月
長ネギは一年を通じて流通している野菜ですので、明確な旬はないと言えます。
しかし、秋の暮れから真冬に掛けて出荷される長ネギは、寒さに耐えた分だけ甘みが増し、美味とされます。
また、鍋料理などへ使うために需要が増えるといった理由もある事から、長ネギの旬は冬の時期と言えると思います。
《新鮮な「長ネギ」の選び方のコツ》
収穫されたばかりで新鮮な長ネギというのは、白い部分と緑色の部分がくっきりと分かれています。
さらにツヤがあり、緑色の部分が先端までピンと張っているものを選ぶのがよいでしょう。
また、持ってみて軽いものや指で触ると、スカスカしているのは収穫から時間が経ちすぎて水分が抜けてしまっているため、あまり美味しくありません。
長ネギを新鮮に保つ長期保存方法
長ネギは常温でも一週間程度日持ちする野菜ですが、少しでも長く持たせるためには冷蔵庫で保管するのがよいでしょう。
その際、青い部分と白い部分を分けてカットし、それぞれを新聞紙に包んで立てて保管します。
また長ネギは水分に弱いので、新聞紙が湿ってきたら取り替えるようにすると、よく長持ちします。
さらに、長期保存には冷凍が向いています。何種類かにカットして袋分けをして冷凍しておくと、使いたい時に使いたい量をすぐに使えてとても便利です。
長ネギの栄養成分とその働き(効能)は?
長ネギの匂いや辛みは、硫化アリルという成分が元となっており、この硫化アリルはビタミンB1の吸収を高める効果があります。
そのため、ビタミンB1が豊富に含まれる豚肉や鶏肉を長ネギと一緒に食べる事は、食べ合わせとしては最高だと言えます。
さらに、長ネギには食べると体を温める効果や、ビタミンCが含まれている事から、風邪予防にもなると言われています。
風邪の引き始めなどに、長ネギをたっぷり刻んだ味噌汁を飲むと、発汗作用などの効果で風邪の治りが早いとも言われています。
「長ネギ」のまとめ
旬の長ネギが手に入ったら是非チャレンジして頂きたいのが、長ネギのマリネです。
10cm程度にカットした長ネギを焼いて、マリネ液に漬けこむだけの簡単料理です。
長ネギの味がダイレクトに楽しめるだけではなく、お酒のアテとしてもとても合います。
そしてさらに、同じように適当にカットした長ネギを焼いて、すき焼きのタレを絡めただけの長ネギすき焼きもとても美味しいです。
こちらは肉がなくても立派なメインの一品になります。
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