たけのこの保存方法や選び方のコツ!たけのこの栄養と効能は何?
新鮮でおいしい「たけのこ」の見分け方と保存方法!
たけのこはその名前の通り〝竹の子〟ですが、竹の種類は70ほどあり本来は竹の芽を総称してたけのこと呼びます。
しかし、一般的にたけのこは春の息吹を感じさせる山菜のイメージが強く、中には竹とは全く別の種類だと思っている方もいるようです。
また、竹の種類がそれだけあるなら、その数だけたけのこも食べられるのではないかと期待してしまいそうですが、実際に食用のたけのことなるのは数種類しかありません。
そして、たけのこと言うと上の写真の孟宗竹を思い浮かべる方が多いと思います。
新鮮な「たけのこ」の選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「たけのこ」が美味しい旬の時期:3月~5月
たけのこは春の山菜であるため、旬も当然春に迎えます。
たけのこの代表格である孟宗竹が3月の中旬くらいから市場に出回り始めると、それを追うように淡竹、根曲がり竹と続きます。根曲がり竹は日本が原産のたけのこで6月まで収穫されます。
《新鮮な「たけのこ」の選び方のコツ》
たけのこは鮮度が落ちるのがとても早い野菜です。
また、たけのこ掘りは土が盛り上がっているところを掘り進めて、まだ土の中にいるたけのこを収穫しています。
このようにして収穫されたたけのこは、皮の色の薄くしっとりと湿っているのが特徴です。
一方で、たけのこが土の上に出過ぎていると日光に当たり皮が黒っぽく変色しています。
そのようなたけのこはアクが強く旨味が薄いとされますので、よいたけのこを選ぶためには皮の色、そして乾燥していないかどうかを確認するのがよいでしょう。
そしてたけのこは、細いものよりも太くて短いものの方が美味とされています。
たけのこを新鮮に保つ長期保存方法
たけのこを生のまま冷蔵庫などで保存するのは不可能となっています。
あっと言う間にアクが強くなって食べられなくなってしまいますので、買ったらすぐに下茹でをしてアクを抜いて下さい。
茹でたら皮を剥いて水を入れた密閉容器の中で浸して保存します。
その状態であれば、毎日水を替える事で一週間程度は持ちます。
たけのこの栄養成分とその働き(効能)は?
水煮のたけのこを買うと、たけのこに白っぽい粉が付着していると思いますが、これはチロシンというたんぱく質の一種です。
チロシンは摂取すると脳を活性化させ、やる気や気力が増幅すると言われている成分です。
また、たけのこには食物繊維が豊富なため、便秘解消にも効果があるとされています。
さらに噛みごたえのある食材ですので咀嚼回数が増える事と、低カロリーである事からダイエットにたけのこを食べるのはよいと言われています。
「たけのこ」のまとめ
掘り出したばかりのたけのこは、アクも少なくやわらかいため、わさび醤油につけて刺身として食べる事が出来ます。
しかしこれは産地に行かなければなかなか味わえないため、実際に味わうのはかなり難しいと言えます。
そこで、朝掘りのたけのこを買ってきたらすぐに茹でて、適当にスライスしたものを上と同じようにして食べてみて下さい。
たけのこの味をダイレクトに感じるには、この方法がもっとも適していると思います。
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