ししとうの保存方法や選び方のコツ!栄養と効能は何?
新鮮でおいしい「ししとう」の見分け方と保存方法!
ししとうと聞くと、辛くないトウガラシといったイメージを持っている方も多いと思います。
そのイメージ通りでししとうは、甘トウガラシの一種でピーマンやパプリカなどと同じ品種に属します。
しかし、受粉状態や育った環境から受けたストレスによっては、トウガラシに勝るとも劣らない激辛ししとうになる場合も稀にあるため、ししとうだから大丈夫だと安心しているのは少し危険です。
とは言え、ししとうは本来は辛みがなくお子さんでも食べられる食材ですので、積極的に食卓に登場させたいものです。
新鮮なししとうの選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「ししとう」が美味しい旬の時期:7月~8月
ハウス栽培も多く行われているので、ししとうは一年中スーパーで見かける野菜です。しかし本当は夏野菜の一つとして真夏に最盛期を迎えます。
《新鮮なししとうの選び方のコツ》
緑色が濃く、ツヤとハリがあって小振りなものを選ぶようにしましょう。
ししとうはまだ若いうちに収穫されるため、触ってみると柔らかさを感じるものが新鮮である証拠です。
逆に硬く感じるものは鮮度が落ちていると言えます。
また大きいものは適正な収穫期を逃しており、味や風味が劣ると言われています。
ししとうを新鮮に保つ長期保存方法
ししとうは低温障害を起こしやすい野菜ですので、冷蔵庫で保管する場合は新聞紙に包むかビニール袋に入れて、野菜室で保管するのがよいでしょう。
冷蔵室やチルド室は0度から6度程度なのに対し、野菜室は8度くらいに保たれいるので野菜室の方がよりよいと考えられます。
また、綺麗に洗った後にヘタをとって冷凍用保存袋に入れると冷凍も可能です。こちらだと一か月程度は持つようです。
ししとうの栄養成分とその働き(効能)は?
ししとうはビタミンCやビタミンEが豊富に含まれているため、夏の直射日光を浴びて傷んだ肌や髪に栄養となって行き届き、補修能力に優れた食材と言えます。
また、βカロテンも多く含まれているので活性酸素の働きを抑制し、こちらでも肌の補修を促進してくれます。
海などのレジャーで紫外線をたくさん浴びたと思ったら、肌に直接保湿液を染み込ませるのと同時に、ししとうを食べてビタミンの補給をする事もとても大事だと言えるでしょう。
βカロテンは油と一緒に摂ると吸収が高まると言われているので、ししとうを食べるなら炒め料理がよいでしょう。
まとめ
ししとうは普段はあまりメインの料理として登場する事がなく、付け合せや副菜といったイメージも多いと思います。
しかしこんなに栄養豊富でしかも食べやすい食材ですから、積極的に食べない手はないと言えます。
そこで、ししとうはピーマンに似ている野菜なので、ピーマンの代わりにまるごとのししとうを使ったチンジャオロースはどうでしょうか?
ピーマンを細切りにする手間が省けるだけではなく、もしかしたら激辛ししとうに当たってしまうかも?と、少しドキドキしながらいつもの食事を楽しむ事が出来そうです。
ちなみに、激辛ししとうを見極める一つの方法として、細長く小さくて種の少ないものは注意と書き添えておきましょう。
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