セロリの保存方法や選び方のコツ!セロリの栄養と効能は何?
新鮮でおいしい「セロリ」の見分け方と保存方法!
セロリは老若男女を問わず、その独特の食感や苦み、香りが苦手という方がとても多い野菜です。
同じ苦味がある野菜のピーマンは、なるべく細かく刻んで他の食材に混ぜ込む事で案外食べられるようになったという話も聞きますが、セロリの場合は香りがとても強いので、小さくしたり他の味の濃い食材と一緒にしてもなかなか隠せないというのが現状です。
しかし、セロリの香りには鎮静作用なども含まれている事から、誤魔化したりせずに食べられるのがよいと思います。
新鮮なセロリの選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「セロリ」が美味しい旬の時期:11月~5月
セロリは、時期によって産地を変えたりハウス栽培もされているので、通年流通しており、正直明確な旬というのは存在しません。
しかし原産であるヨーロッパや中東地域の中でも比較的冷涼な場所で作られていた事から、15度程度の涼しい気温がセロリ作りには適していると考えられています。
そのため日本では、冬から春に掛けての静岡県で作られるセロリが旬と言えるのではないでしょうか。
また、長野県では露地物、ハウス物をそれぞれを作っており、一年中セロリが出荷されています。
《新鮮なセロリの選び方のコツ》
セロリを選ぶには、やはり何と言ってもその最大の特徴とも言えるセロリの香りがはっきりとしているものを選ぶのがよいでしょう。
また、海外産は検疫の関係で葉を落とされて日本に入って来るので、葉がついているセロリはほぼ国産と考えてもよさそうです。
そしてその葉が鮮やかな緑色で先までピンとしているものを選びましょう。
また茎が太く肉厚なセロリほど良質ですので、選ぶポイントとして覚えておきましょう。
セロリを新鮮に保つ長期保存方法
セロリは買ってきたら、葉と茎を分けましょう。
そして別々にビニール袋に入れ、それぞれを冷蔵庫で立てて保管するのがよいとされます。
葉はすぐに傷んでしまうのでなるべく早く使い切るようにして下さい。
茎は葉よりも長持ちしますが、それでも一週間が限度のようです。
しかし、ビニール袋に入れた茎の上からさらにアルミホイルで包むと、冷蔵庫で一か月ほど日持ちするといった保存法があるので、長期保存をしたい方は是非試してみて下さい。
ちなみにセロリはそのままでは冷凍保存には向きませんので、漬物にするなど加工した方がよいでしょう。
セロリの栄養成分とその働き(効能)は?
セロリには食物繊維とカリウムが多く含まれているので、便秘解消の相乗効果が期待できる野菜です。
また、苦手な方も多いセロリの独特の香りには、食べると脂っぽさを中和したり食欲を増進させる効果があります。
肉料理の付け合せにセロリが使われるのは、このような理由が背景にあるからでしょう。
さらに、セロリの香りには昔からイライラを鎮めたり、頭痛を回復させる効果もあるとされています。
まとめ
最後に、セロリが苦手な方でもきっと食べられるようになる、とっておきの料理を教えます。
それは「筋を適当にとって、食べやすい大きさにカットしたセロリにマヨネーズとポテトチップスを混ぜるだけ」の簡単サラダです。
セロリにマヨネーズはよくある食べ方ですが、ポテトチップスを加える事でとても食べやすくなります。
ポテトチップスは市販のもので構いません。色々な味で試してみてはいかがでしょうか。
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