ズッキーニの保存方法や選び方のコツ!栄養と効能は何?
新鮮でおいしい「ズッキーニ」の見分け方と保存方法!
ズッキーニはその容姿からきゅうりの仲間だと思われがちですが、実はかぼちゃの一種でメキシコやアメリカ南部が原産の夏野菜です。
日本ではイタリア料理が普及し始めた1980年頃から少しずつその認知度を上げてきました。
その甲斐あってか、最近では一般的なスーパーでも当たり前に売られるようになり、レストランへ行かなくても身近な野菜としてズッキーニを食べる習慣が確立し始めています。
とは言え、ズッキーニはどのようにして食べたらいいのかと疑問に思っている方も多いようなので、ズッキーニの選び方や旬を知りながら、美味しい調理法についても探っていきたいと思います。
新鮮なズッキーニの選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「ズッキーニ」が美味しい旬の時期:6月~8月
ズッキーニは夏野菜なので、6月から8月までが旬と言えます。
きゅうりやトマトなどの他の夏野菜は、日本の食卓では大定番であるためハウス栽培を通じて一年中売られていますが、ズッキーニはまだそこまでの域ではないのか通年販売はされていないのが殆どなので、まさに夏の時期にしか味わえない野菜です。
《新鮮なズッキーニの選び方のコツ》
新鮮なズッキーニは、皮がピンと張っていてさらに角がある場合が多いので、是非手に取って確かめてみましょう。
色は濃い鮮やかなグリーン色をしていて、切り口がみずみずしいのが新鮮な証拠です。
また、良質なズッキーニは太さが均一なものです。
逆に触ってみて柔らかい物や皮が変色しているのは古いので避けましょう。
ズッキーニを新鮮に保つ長期保存方法
ズッキーニは乾燥と低温が苦手な野菜なので、購入後は新聞紙に包んで冷暗所に置いておくのがよいでしょう。
カットして余ったものはラップでしっかり包んで冷蔵庫の野菜室で保管します。
長期で保存をしたい時は、そのままだと水分が多いので解凍すると食味が失せてしまいます。
調理しやすいようにカットして茹でるか炒めたものを冷凍するのがよいでしょう。
ズッキーニの栄養成分とその働き(効能)は?
ズッキーニはカリウムをたくさん含んでいるため、老廃物を排出する働きが活発になり高血圧やむくみの予防として効果があります。
また、葉酸も含まれているため貧血の予防にもなります。
葉酸は、ビタミンB12と同じように血液を増産する働きを助けるので、別名「血液のビタミン」とも呼ばれています。
また、ズッキーニには緑色と黄色があり、黄色のズッキーニは皮が柔らかいのでそのままカットして生のままサラダで食べるのがお勧めです。
そして、緑色のズッキーニの方は皮が固いので、生で食べるより炒めものなどにした方が食べやすいでしょう。
βカロテンは油と一緒になると体内での吸収がアップするので、このように種類によって使い分けるのがよいと思います。
まとめ
ズッキーニは味の染み込みやすい野菜なので、豚肉や鶏肉と一緒に調理すると肉の旨味を吸ってさらに美味しくなります。
また、輪切りにしたズッキーニと縦に切ったパプリカ、ミニトマト、ベーコンを焼き目がつくように炒め、酢や醤油、砂糖で作った調味タレに漬けこんで冷蔵庫で冷やして食べると、食欲のない夏でも食べられるさっぱりメニューになります。
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