ルッコラの保存方法や選び方のコツ!ルッコラの栄養と効能は何?
新鮮でおいしい「ルッコラ」の見分け方と保存方法!
イタリアン料理が日本に普及し始めると、一般家庭においてもハーブを料理に使用する機会が増えて来ました。
中でも付け合せやサラダとして万能なルッコラは、スーパーでもごく当たり前のように主力商品としてハーブ棚に置かれています。
また自家栽培も簡単なので庭やプランターで育てているのも多く見掛けるようになりました。
ルッコラはイタリア名で、英語ではロケット、和名はキバナスズシロと言いますが、実際につける花は真っ白で名前とは異なります。
さらに売られているのは葉の部分ですが、白い花も食用として使う事が出来ます。
新鮮な「ルッコラ」の選び方(見分け方)やルッコラの美味しい時期は?
ルッコラは通年ハウスで栽培されているので、スーパーでは一年を通して売られていますが、旬は11月から12月とされています。
とは言え原産が地中海の温暖な気候ですので寒さに対する耐性はそれほどありません。
新鮮なルッコラははっきりとした緑色ですが鮮度が落ちていると黄色が強くなってくるので、判断の材料としてみて下さい。
また葉や茎がピンとしているものを選ぶのがよいでしょう。
ルッコラを新鮮に保つ長期保存方法
湿らせたキッチンペーパーもしくは新聞紙に包み、冷蔵庫の中で立てて保存します。
横置きにすると上に伸びようと余計なエネルギーを使ったり、茎が折れ曲がったりして、それだけ早く傷んでしまうからです。
長期使用しない時は塩を入れたお湯で固ゆでした後に冷凍庫にて保存するのがよいでしょう。
また、ニンニクやくるみで炒めた後、オリーブオイルなどの調味料を入れてミキサーで撹拌するとルッコラペーストが出来ます。
ビン詰めして冷蔵庫で二週間程度、冷凍庫ならもっと長持ちします。
パスタソースなどに使えてとても便利です。作る際にはレモン汁を少量入れると綺麗な緑色が保たれて、より食欲をそそる出来栄えとなります。
ルッコラの栄養成分とその働き(効能)は?
ルッコラには豊富なβカロテンやビタミンCビタミンE、カリウムや葉酸、食物繊維を含んでいます。
古くは世界三大美女と言われるクレオパトラが、その美貌を保つために特にルッコラを好んで食べていたとされるほど、若さを維持するのに不可欠な成分を多く含んでいます。
また、ルッコラを食べると感じるピリッとした辛みの正体は、アリルイソチオシアネートと呼ばれる辛み成分で、胃腸の動きを活発にしてくれる働きがあります。
「ルッコラ」のまとめ
ピザやパスタ、カルパッチョやサラダなどイタリアンでは数多い料理に使われるルッコラですが、実は和食として使ってもとても美味しいのです。
例えば、お浸しにして食べるのもよいですし、冷奴の薬味としてルッコラを食べても独特の香りや苦みがいつもの冷奴とは違って新しい発見があります。
ルッコラの苦味が苦手という方は、炒めて食べるのはどうでしょう、ルッコラは油と調理するとその苦味が抑えられますし、卵を入れてみるのもよりマイルドになって美味しく頂けると思います。
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