かぼちゃの保存方法や選び方のコツ!かぼちゃの栄養と効能は何?
新鮮でおいしい「かぼちゃ」の見分け方と保存方法!
特に女性が好んで食べると言われる野菜のかぼちゃ。
ホクホクとした食感と甘みが口いっぱいに広がり、野菜として食べるだけではなく様々な形に加工されたスィーツでもかぼちゃを使ったものは定番となっています。
かぼちゃは本来夏野菜なのですが、収穫してすぐは出荷しません。
これは貯蔵する事でかぼちゃの甘みを引き出すためで、主に秋から冬にかけて出荷されます。
また近年ではアメリカのお祭りであるハロウィンで、かぼちゃをくり抜いて作るジャックオランタンが日本でもメジャー化した事から、かぼちゃと言えば秋、といったイメージが定着しています。
新鮮なかぼちゃの選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「かぼちゃ」が美味しい旬の時期:7月~12月
かぼちゃの収穫は7月から8月がピークになりますが、すぐに出荷しても甘みがないため、貯蔵庫で2~3ヶ月ほど保管します。
このため実際に出荷されるのは9月から10月以降となり主に秋から冬に掛けてスーパーなどに並ぶようになります。
しかし、輸入物や日本のハウス栽培物などが時期をずらして出回るので、販売は通年を通して行われています。
《新鮮なかぼちゃの選び方のコツ》
かぼちゃは収穫後に熟成させるため貯蔵されているので、他の野菜に求めるような新鮮さとは選ぶ基準が変わって来ます。
よいかぼちゃというのは、十分な熟成がされているものです。
ヘタが枯れていてずっしりと重い物を選ぶのとよいでしょう。
また丸みが均一で全体にツヤがあるかぼちゃは受粉状態が最良として、良品である証しと言われています。
かぼちゃを新鮮に保つ長期保存方法
かぼちゃはとても保存のきく野菜なので、丸ごとであれば常温で2ヶ月程度持ちます。
夏場の場合は風通しがよくあまり湿度の高くない場所で保存するのがよいでしょう。
カットされているものは、中のわたの部分から傷み始めるのでわたを取ってラップでしっかりと包み冷蔵庫で保存します。一週間程度は持ちます。
さらに長期保存をする場合は、適当な大きさにカットしたものを冷凍用保存袋に入れて保存する事も可能です。
下茹でしておけば使う時の手間も省けますがそのまま冷凍しても構いません。
そして究極の保存食が、干してしまう事。かぼちゃをたくさんお裾分けしてもらった時などはこの方法を使ってみるのもよいかも知れません。
かぼちゃの栄養成分とその働き(効能)は?
日本には昔から、冬至にかぼちゃを食べる習慣がありました。
これは、緑黄色野菜の不足しがちな冬にかぼちゃを食べる事で必要な栄養を摂れるからだとされていますが、当時の方たちにはここまでの知識があったわけではなく、秋に収穫したかぼちゃは保存のきく野菜として重宝され、特に野菜の収穫がなくなってしまう冬に掛けて大事に食べられていたというのが始まりのようです。
とは言え、かぼちゃには体内でビタミンAに代わるβカロテンが豊富に含まれており、ビタミンAは呼吸器系を、さらにビタミンCが粘膜を保護し風邪予防に力を発揮してくれます。
そしてかぼちゃは、食べ続けると体を温めるといった効果のある野菜です。
気温が下がる冬の時期は勿論ですが、冷え症の方などは日常的にかぼちゃを食べるとよいとされています。
「かぼちゃ」のまとめ
かぼちゃが女性に人気がある野菜の理由がわかったような気がします。
かぼちゃは女性に多い冷え症を改善してくれる他、食物繊維も豊富なため便秘の解消にも一役買ってくれます。
そして何より味そのものがとても美味しいという事。
これからも率先して食べていきたい食材です。
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