パセリの保存方法や選び方のコツ!パセリの栄養と効能は何?
新鮮でおいしい「パセリ」の見分け方と保存方法!
少量でも独特の苦みや香りが引き立つため、香味野菜としてドレッシングやソースなどにもよく使われるパセリ。
しかし多くの方はパセリと聞いたら、肉料理などの付け合せにお皿の端の方にちょこんと乗っている光景を思い出すと思います。
皆さんはあのパセリを食べますか?それとも食べずに残しますか?
あの付け合せのパセリについては諸説あり、パセリには解毒効果があるため出された料理と一緒に食べると料理が腐っていたと思われマナー違反になるといった話や、元は色味を足すために乗せてあるものだから食べないのが正解とか、パセリには口臭を消す作用があるため味の濃い料理の後に食べると口の中がさっぱりするなど、様々に言われています。
どれを信じるかはあなた次第ですが、知られざるパセリの効能を知ればきっとあなたも今日から付け合せのパセリも残さず食べてしまうと思います。
新鮮な「パセリ」の選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「パセリ」が美味しい旬の時期:3月~5月
パセリの旬は春です。ハーブとして食卓でよく使われる方は、春と秋に収穫出来るようにプランターに種を撒き、ほぼ一年を通じて収穫したものを利用されているようですが、スーパーで旬として売り出されるのは春が多いようです。
《新鮮な「パセリ」の選び方のコツ》
葉の緑色が濃く、茎がピンと張っているものを選びましょう。
パセリは鮮度が落ちて来ると葉の色が変色したり、茎の水分が抜けてヘナヘナになっていますので、そういったものは避けるようにしましょう。
パセリを新鮮に保つ長期保存方法
新鮮なパセリを買ってきたら乾燥を防ぐために、霧吹きなどで水分を掛けてからビニール袋に入れて冷蔵庫で保管しましょう。
また、茎を少しカットしてから水を注いだコップに差しておいても2~3日日持ちします。
しかしそれ以上保存したい場合は、みじん切りにしたパセリを水分を飛ばすようにレンジにかけ乾燥パセリにして密閉容器で保存するのがよいでしょう。
パセリの栄養成分とその働き(効能)は?
パセリは、ビタミンKと鉄分の含有量が野菜の中でもっとも多く、またビタミンC、ビタミンEもトップクラスの含有量を誇ります。
ビタミンKは骨を形成するのに欠かせない成分であり、鉄分は貧血を防止するためにも特に女性は積極的に摂取したい成分です。
また、ビタミンCは免疫力を高めストレスを緩和する効果、ビタミンEは抗酸化作用に優れ、老化防止に役立ちます。
この他にもβカロテンがニンジンと同じくらい含まれており、利尿・高血圧予防の効果があるカリウムも野菜の中でトップクラスの量が含まれています。
「パセリ」のまとめ
パセリに含まれる栄養素の数やその量を知ると、「彩だから・・」「苦いから・・」と食べずに残していたこれまでの人生が途端に勿体なくなりますよね。
パセリは、茹でたり焼いたり揚げたりする事で苦味が穏やかになりますので、炒め物や天ぷらなどにして是非たくさん食べるようにしましょう。
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