パプリカの保存方法や選び方のコツ!栄養と効能は何?
新鮮でおいしい「パプリカ」の見分け方と保存方法!
パプリカは、甘味種の唐辛子の一種類であり、ピーマンやししとうと同じ仲間になります。
本来は原産国であるハンガリーより輸入されていた、赤く平たい形をして香辛料の原料となっていた品種のピーマンをパプリカと呼んでいましたが、現在は主流となっているオランダや韓国から輸入されているベル型品種のピーマンを主にパプリカと呼んでいます。
ピーマンは未熟なうちに収穫される野菜なので、収穫をせずにいると赤や黄色に色付いて完熟します。
これは赤ピーマンや黄ピーマンと呼ばれて、パプリカとはまた別の品種となります。
パプリカはピーマンの一種ですが通常私達が食べているピーマンよりも肉厚で、苦味が少ないのが特徴です。パプリカの未熟なものも緑色をしていますが、ピーマンとは異なる味や食感を持っています。
新鮮な「パプリカ」の選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「パプリカ」が美味しい旬の時期:6月~9月
パプリカは海外からの輸入が多いため、ほぼ通年スーパーに出回っています。
しかし最近は日本での栽培も増え、国産のパプリカも店頭に並ぶようになりました。パプリカの旬はピーマンと同じ夏ですので、夏野菜として覚えておくのがよいでしょう。
《新鮮な「パプリカ」の選び方のコツ》
パプリカは赤や黄色、オレンジなど様々な色がありますが、どれであっても色が鮮やかでツヤとハリがあるものを選ぶのがよいでしょう。
輸入物の場合、日数が経っていて皮にしわが寄っていたり、やわらかくなっている事がありますので注意してみて下さい。
また、大きすぎるパプリカは成長しすぎて食味が劣ると言われているので、適度な大きさのものを選ぶようにしましょう。
パプリカを新鮮に保つ長期保存方法
パプリカは水気をしっかりと拭いてビニール袋に入れて冷蔵庫で保存すると一週間から10日程度は日持ちしますので、比較的保存に向いた野菜と言えるでしょう。
またパプリカは冷凍も可能になっています。
冷凍する時も水分をしっかりと拭いて、種をしっかりと取って使いやすい大きさにカットしたら冷凍用保存袋に入れて冷凍して下さい。
パプリカの栄養成分とその働き(効能)は?
パプリカはピーマンに比べて、栄養素の含有量が多いと言われています。
これは未熟と完熟の違いもあると思いますが、さらにパプリカの中でも赤いパプリカはピーマン比べてビタミンCが2倍、カロテンが7倍と言われ、黄色いパプリカはビタミンEが多く含まれています。
また、オレンジのパプリカは赤いパプリカよりもより多くのビタミンCとカロテンを含んでいるとも言われています。
色によっても含まれる栄養素の量に違いがあるのが面白いところです。
ビタミンCは風邪の予防や肌荒れの防止に役立ちますが、加熱に弱い性質も持っています。しかしパプリカな肉厚なので加熱してもビタミンCがあまり壊れないといったメリットもあります。
「パプリカ」のまとめ
苦味が少なく甘みやみずみずしさが特徴のパプリカは、生のままで子供も食べられる野菜として注目されています。
また、鮮やかでカラフルな色も食欲を大いに掻き立ててくれるものなので、これからもさらに需要の増えてくる野菜なのではないでしょうか。
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