野沢菜の保存方法や選び方のコツ!野沢菜の栄養と効能は何?
新鮮でおいしい野沢菜の見分け方と保存方法!
野沢菜は、長野県野沢温泉村で栽培されていた野菜で、地名から野沢菜と名付けられました。
私達の食卓では野沢菜漬けとして主に漬物で頂く事が多く、また、いわゆる漬物用に栽培される漬け菜としてもっとも有名な野菜かも知れません。
とは言え、寒さが厳しくなる冬には長野県での生産は難しくなるため、その期間は徳島県で栽培・出荷されています。
このように一年を通じて野沢菜が作られているため、野沢菜漬けは年中食べられるというわけなのです。
新鮮な「野沢菜」の選び方(見分け方)や野沢菜の美味しい時期は?
野沢菜の産地である長野県では11月から2月が旬とされます。
野沢菜の多くは漬物として加工され浅漬けが特に有名ですが、より熟成させた本漬けも旨味が深く、一度は味わいたい一品です。
野沢菜は生のまま売られているのは稀で、直売所や長野県のスーパーでは売っているようですがその他の地方で生の野沢菜を探すのはちょっと大変そうです。
実際に私も今まで一度も生の野沢菜を見掛けた事がありません。
もし、生のものを見つけて買う事があるとしたら、葉先までピンとしていて茎にツヤがあるものを選ぶとよいようです。
野沢菜を新鮮に保つ長期保存方法
野沢菜は殆どが漬物として売られているため、必然的に保存には適した食材とされます。
と言うわけで、ご自身で保存するなら断然漬物にするのがよいでしょう。
塩漬けにする場合、まずお湯で野沢菜を洗って土や虫などを落とした後に冷水にさらして冷やします。
そして水気を切ってから漬物樽などに塩と一緒に漬けこみます。
重しをかけ水分が出て来たら重しを軽くして、冷暗所で三週間程置いておけば自家製野沢菜の出来上がりです。
そのままご飯と一緒に食べてもよいですし、酸味が強くなってきたら炒め物にしてもとても美味しく食べる事が出来ます。
野沢菜の栄養成分とその働き(効能)は?
野沢菜にはβカロテンやビタミンCが含まれていますが、漬物にした場合でもこれらの成分は残っているのでとても栄養価の高い食材と言えます。
またカリウムが多く含まれているので、不要な塩分や老廃物の排出を促してくれますが、漬物自体にかなり塩分が入っているため、食べ過ぎにはくれぐれも注意です。
しかし最近、野沢菜漬けとお茶を一緒に摂取すると強い抗酸化作用がある事がわかってきました。
日本人が昔から好んで食べて来た食べ方が体にとってよいとまた実証されたのです。
野沢菜のまとめ
長野県近郊を除いて、生の野沢菜を手に入る事は非常に難しく、他の葉物野菜のように調理に使った事のある方というのもとても少ない事から、野沢菜はまさに、野沢菜漬けを作るために栽培されている野菜だと言えます。
とは言え、生の野沢菜がどのようなものか興味が沸きますよね。
今後、生の野沢菜を手に入れる事が出来たら、是非漬物とは違う食感や風味を味わってみようと思います。
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