にんにくの保存方法や選び方のコツ!にんにくの栄養と効能は何?
新鮮でおいしい「にんにく」の見分け方と保存方法!
私達にとって、とても身近な野菜と一つと言えるニンニク。
主に、すったり細かく刻んだものを調味料のように使って料理の味に深みを与えたり、メインの食材の味を際立たせたりします。
実は、にんにくをそのまま料理に使ってもとても美味しい一品になるのをご存知でしょうか。
新鮮な「にんにく」の選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「にんにく」が美味しい旬の時期:5月~7月
にんにくは一年中出回っているイメージがありますが、実はちゃんと旬がありそれは夏です。
日本では青森県が一大産地となっていますが、青森では6月に収穫のピークを迎え、収穫から2~3週間程度乾燥させた後に出荷となります。
これらの時期以外は、貯蔵されたものがスーパーに並んでいるため、旬の時期のにんにくとは味などに違いがあります。
旬の時期のにんにくは新にんにくと呼ばれ、みずみずしさとにんにく独特の香りが強くて非常に美味しいです。
《新鮮な「にんにく」の選び方のコツ》
貯蔵されたにんにくを選ぶコツは、全体的にぎゅっと締まっているもの、持ってみると重さを感じるものは水分がしっかりとあり、美味しい証拠と言えます。
外皮の部分がスカスカしていたり軽いものは水分が抜けてしまっているため避けましょう。
また、芽が出ていたり皮が変色しているのも保存状態がよくなかったと思えるので、止めましょう。
にんにくを新鮮に保つ長期保存方法
ネットなどに入れ、涼しく風通しのよい場所に吊るしておく方法や、冷蔵庫に入れておくのが一般的な保存方法です。
しかし、どちらも水分や風味が抜けやすくまた芽が出てきてしまうので、最初から長期保存を考えるのであれば、一つずつバラして皮を剥き、ラップにぴったりと包んで冷凍保存するのがよいでしょう。
この方法ですと、香りや水分の抜け方が緩やかになり上記の方法よりは長持ちします。
また、オリーブオイルや醤油に漬けこんでも、調味料として使えて便利です。
にんにくの栄養成分とその働き(効能)は?
にんにくの匂いの成分は硫化アリルの一種でアリシンと呼ばれるものです。
アリシンには強い殺菌作用があるため、風邪や食中毒の予防になる他、ピロリ菌などにも有効である事が研究でわかってきました。
さらにアリシンは、自らもビタミンB1に似た働きがあるばかりではなく、ビタミンB1と一緒に体内に取り込む事でビタミンB1の吸収を高める効果も担っています。
豚肉などに多く含まれるビタミンB1には元から疲労を回復する働きがありますが、にんにくと豚肉を使った料理というのは、よりその相乗効果が得られる最強の組み合わせと言ってもよいでしょう。
「にんにく」のまとめ
新にんにくが手に入ったら是非とも食べて頂きたいのが、にんにくの天ぷらです。
まるごと揚げ油に入れてカリッとおつまみ感覚で食べるのもよいですが、天ぷらの衣が纏うことでしっかりとした夜ご飯の一品となります。
火を通したにんにくは、まるで芋のようなホクホクとした食感になり匂いも気にならないので、軽く塩を振りかけてにんにく本来の甘みを堪能してみて下さい。
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