きゅうりの保存方法や選び方のコツ!きゅうりの栄養と効能は何?
新鮮でおいしい「きゅうり」の見分け方と保存方法!
きゅうりは夏の代表的な野菜としてとても有名です。
きゅうりは90%以上が水分であるため、汗をかいて体内の水分が失われがちな夏に、そのまま食べられて手軽に補うにはもってこいです。
さらに、きゅうりには体を冷やす作用もあるため、昔から夏には欠かせない野菜として広く認知されてきました。
とは言え、多くが水分であるためきゅうりは本当に食べる必要のある野菜かどうかの議論は繰り返し行われてきました。
昔のように、なかなか飲用水を確保できない状況であればきゅうりの存在は役立ったかも知れません。
しかし、現代のようにどこでも当たり前に飲用水が飲める状況では、もはやきゅうりの役目は終わったとさえ言われています。
では果たして、本当にそうなのでしょうか。
新鮮なきゅうりの選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「きゅうり」が美味しい旬の時期:6月~8月
きゅうりは現在日本全国で栽培され、またハウス栽培も盛んなので一年中スーパーで買う事が出来ます。
とは言え、本当の旬は夏。太陽の光をたくさん浴びたきゅうりはまさに、太陽の恵みと称されるほどです。
《新鮮なきゅうりの選び方のコツ》
新鮮なきゅうりを選ぶコツは、何と言っても触って「痛い!」と感じるくらい表面のイボが固くとがっているものを選ぶ事です。
また、緑色が濃くツヤがあり、太さが均一なものを買うのがよいでしょう。
スーパーにはまっすぐなきゅうりの他、曲がったきゅうりもありますが品質自体に差はありません。
きゅうりを新鮮に保つ長期保存方法
きゅうりは、水分をとても多く含む野菜ですが水分にはとても弱い野菜です。
冷蔵庫で保管する時はまず水気をしっかりと拭くようにして下さい。
また、冷やし過ぎると低温障害を起こし早くに傷みやすいため、新聞紙やビニール袋で包んで冷蔵庫に入れるのですが、ビニール袋の口をしっかりと締めてしまうと、きゅうりから出た水分の逃げ場がなく湿ってしまいますので、口は開けたまま保管するのがよいでしょう。
それでも冷蔵庫では5日程度が限界なので、長期保存をするなら漬物にするのもよいと思います。
きゅうりの栄養成分とその働き(効能)は?
きゅうりは全体の90%以上が水分のため、栄養成分は殆ど含まれていないと言われて来ました。
ギネスブックには不名誉ながら「世界一栄養のない野菜」として掲載された事もあり、食べる必要がない野菜とまで言われたりしています。
しかし、最近の研究できゅうりには「ホスホリパーゼ」という酵素が含まれている事が明らかとなってきました。
このホスホリパーゼは脂肪を分解する働きをする酵素で、すりおろして細胞を壊すとより活性化すると言われています。
毎日の食事に、きゅうりの擦り下ろしを一品加えて食べ続けるとダイエットに効果があるのではないかと今、大変注目されています。
まとめ
世の中に必要のない野菜などないのだと思います。
きゅうりもそうで、昔から日本人に食べられてきたのには理由があるはずなのです。
脂肪分解酵素の存在は最近になって知られて来たことですが、もしかしたら私達もまだ知らないきゅうりの底力をこれから見せつけられる事になるのかも知れませんね。
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