きくらげの保存方法や選び方のコツ!栄養と効能は何?
新鮮でおいしい「きくらげ」の見分け方と保存方法!
きくらげは中華料理の食材としてよく使われるため、炒めたりスープに入れたりして食べる物だと思っている方も多いかもしれません。
しかし、旬のきくらげはわさび醤油などでお刺身で頂く事が出来ます。
このように書くと「え?乾燥しているものを刺身のようにして食べるの?」と思うかも知れませんが、きくらげは本来、ぷるぷるとした食感が特徴的なきのこです。
夏には名前の通り、木に耳がついたような形で生えます。
新鮮なきくらげの選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「きくらげ」が美味しい旬の時期:6月~8月
市場に流通している生のきくらげは栽培物が殆どですが、きくらげは元々日本全国に自生しています。
天然物のきくらげは、夏の盛りである6月から8月にかけて、広葉樹のニワトコやケヤキ、またはブナなどの倒木や切り株に生えています。
《新鮮なきくらげの選び方のコツ》
生のきくらげを選ぶ時は、肉厚で表面にツヤがあるものを選ぶとよいでしょう。
乾燥したきくらげの場合は、しっかり乾燥していて、表面が黒っぽいものを選ぶのがよいです。
きくらげを新鮮に保つ長期保存方法
生のきくらげは水分がつくと傷みが早くなるため、キッチンペーパーに包んでビニール袋かタッパーに入れて冷蔵庫で保管します。
また、冷凍保存も可能となっています。
冷凍用保存袋に入れて保管しますが、そこでのポイントはなるべく空気を抜いて真空状態を作る事。
空気に触れないようにする事で解凍して使う時に、生のきくらげのコリコリとした食感をなるべく損なう事なく食べる事が出来ます。
さらに、乾燥させて保存する事も出来ますが、水分が完全に抜けるまでしっかり乾燥させて下さい。
水分が残っているとそこからカビが生えてしまいます。
乾燥きくらげは、タッパーに入れて冷暗所で保存するだけで大丈夫です。
きくらげの栄養成分とその働き(効能)は?
きくらげに多く含まれる栄養成分はビタミンDです。
ビタミンDは骨を丈夫にする成分ですが、主にしらす干しいわしさんま、鯖といった魚類に多く含まれるとして有名です。
しかし、ビタミンDはきくらげにも多く含まれ、特に生のきくらげは上記の魚類をも凌ぐ含有量となっています。
ビタミンDは魚類やきのこ類の他にはあまり含まれない成分でもあるので、貴重な食材とも言えます。
さらにきくらげには食物繊維や鉄分といった、女性は特に積極的に摂取したい成分も豊富に含まれています。
便秘解消には様々な食材が推奨されますが、きくらげも是非、レパートリーの中の一つに加えてみてはいかがでしょう。
まとめ
生のきくらげはきのこ類特有の菌臭さもなく、食感が楽しめる食材です。
ぷるぷる、つるつるとした食感は子供にも好まれ、また、体の成長に欠かせないビタミンDを多く含んでいる事から小さい時から積極的に食べさせていきたい食材だと思います。
さらに他のきのこ類よりも一足先に旬を迎える食材でもあるので、夏のきのこ料理にきくらげを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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