クレソンの保存方法や選び方のコツ!クレソンの栄養と効能は何?
おいしい「クレソン」の見分け方と保存方法!
クレソンは、レストランの肉料理の付け合せによく登場する野菜です。
元々はヨーロッパ原産で、オランダから伝来された事から日本では「オランダガラシ」とも言います。
その名の通り、食べるとピリッとした辛みが特徴の食材です。クレソンがよく肉料理の付け合せになるのは、その辛みが肉の油っぽさを消してくれるため、とも言われています。
しかし最近では、付け合せに限らず炒め物や天ぷらにするなどして、ごく一般的な家庭でも食べられるようになりました。
新鮮なクレソンの選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「クレソン」が美味しい旬の時期:3月~5月
クレソンは日本各地の山にある清流や小川に群生している山菜です。
春先になって雪が溶けた後の澄んだ川を頼りに上流へ上がっていくと、クレソンがよく生えているので比較的見付けやすい山菜と言えます。
ですが、スーパーで出回っているクレソンは栽培物が多いため年中販売されています。
《新鮮なクレソンの選び方のコツ》
葉が大きく、濃い緑であると新鮮なクレソンの証拠と言えるでしょう。
またクレソンは、香りに大きな特徴がある野菜です。近くで嗅いだ時に香りが強いものの方が良質であると言えます。
茎が曲がっている物は収穫から時間が経っている可能性もあるので、なるべくまっすぐしたものを選ぶのがよいでしょう。
クレソンを新鮮に保つ長期保存方法
クレソンは水辺を好む性質から乾燥にとても弱い野菜です。
保存をする時は、湿らせたキッチンペーパーで包んで立て冷蔵庫に保管するか、コップに水を入れそこに差して保管するのがよいでしょう。
立てて保管をする理由は、クレソンが元々そのようにして自生しているからです。
上に伸びる習性のある野菜は、横にして保管すると上に伸びようとして余分なエネルギーを消費し、早くに傷んでしまいます。
クレソンの栄養成分とその働き(効能)は?
クレソンの辛み成分であるシニグリンは、その辛みで肉料理の脂っこさを緩和してくれる働きからよく付け合せに使われます。
しかしシニグリンの効果はこればかりではなく、食欲増進の他、消化を助けたり血液の酸化を防ぐといった様々な効果があります。
またクレソンは緑黄色野菜であるため、βカロテンやビタミンが豊富に含まれています。
煙草を吸う方やストレスを多く感じている方などはビタミン不足になりがちですので、クレソンを積極的に摂ってビタミン不足を解消しましょう。
まとめ
レストランへ行って料理を注文すると、運ばれて来たメインの料理の付け合せとして何気なく同じお皿に乗っている野菜には、彩をよくして見た目を華やかにする効果があるのは勿論ですが、実はクレソンのようにとても理にかなった食べ合わせである事がわかっています。
勿論、付け合せとして食べるだけでもよいのですが、せっかくこんなに栄養価の高い野菜ですから、クレソンたっぷりのサラダや量をスープの具材にしたり、和風のお浸しにアレンジして積極的に食べたいものです。
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