かいわれ大根の保存方法や選び方のコツ!栄養と効能は何?
新鮮でおいしい「かいわれ大根」の見分け方と保存方法!
長年、料理の付け合せやちょっとした彩りとして利用されてきたかいわれ大根ですが、近年その栄養成分の高さに着目されているのをご存知でしょうか。
かいわれとは貝割れと書き、貝が割れた(開いた)ように双葉が発芽する事から名付けられたようです。
この発芽した茎や芽をスプラウトというのですが、日本では1999年頃から新芽野菜をスプラウトと呼んでその栄養などに注目が集まるようになったようです。
新鮮なかいわれ大根の選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「かいわれ大根」が美味しい旬の時期:1月~12月
かいわれ大根は通年安定的に出荷されており、旬と呼べる時期はありません。
また、自家栽培もとても簡単で身の周りにある物を使ってお手軽に育てる事も可能です。
一週間程度で食べられる大きさまで成長します。
ちなみに毎年9月18日は、かいわれ大根の日だそうです。
《新鮮なかいわれ大根の選び方のコツ》
茎が白くピンと立って伸びており折れていないもの、葉が綺麗な緑色をしているものは新鮮である証拠です。
それと同時に水を吸っているスポンジが乾いていないかチェックしてみましょう。
出荷から日が経っているとスポンジが乾いている場合がありますので、よく見てみましょう。
かいわれ大根を新鮮に保つ長期保存方法
かいわれ大根は買ってきたままのパックの状態で冷蔵庫に入れても、2~3日で葉が黒く変色してしまいます。
そこでかいわれ大根を長く保存するには、買ってきたパックに少量の水を注ぎ、パックの上からビニール袋を掛けて冷蔵庫の野菜室で保管します。
水は毎日取り換えた方がよいですが、入れ過ぎると根腐れを起こすので注意が必要です。
この方法だと一週間程度は持ちますが、かいわれ大根は元々日持ちしない野菜ですので出来るだけ早く食べ切る事が大切です。
また、湯がいて冷凍保存する事も可能ですが、かいわれ大根は多くの場合生で食べるのでこちらの方法を行う時は味噌汁に入れるなどの調理法がよいでしょう。
かいわれ大根の栄養成分とその働き(効能)は?
かいわれ大根に含まれている栄養成分の中で特に知っておきたいのが、フィトケミカル、イソチオシアネート、メラトニンです。
フィトケミカルとは、活性酸素を除去する抗酸化作用に優れた成分で、数ある効果の中でも肌の再生に特に力を発揮すると言われています。
次にイソチオシアネートですが、かいわれ大根を食べた時にピリッとくる辛みがこの成分です。
こちらも抗酸化作用に優れ、またガンを予防する働きがあるとしてアメリカの研究機関が発表してから注目されるようになった成分です。
そして最後にメラトニンですが、これは人が持っている体内ホルモンの一種なのですが、人が夜になると眠くなるのはこのメラトニンの血中濃度が上がるためで、別名睡眠ホルモンと呼ばれています。
不眠などの症状がある方は夕食にかいわれ大根を食べるとメラトニンの量が増え、眠りにつきやすくなると言われています。
まとめ
かいわれ大根にはこの他、ビタミンKや食物繊維なども多く含まれており、緑黄色野菜としての栄養も豊富に含んでいます。
普段何気なく食べているかいわれ大根ですが、これらを知るとちょっとした付け合せ程度の量ではなく、もっとたくさん食べたいと思うのではないでしょうか。
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