オクラの保存方法や選び方のコツ!オクラの栄養と効能は何?
新鮮でおいしい「オクラ」の見分け方と保存方法!
オクラは体にいいとわかっていながらも、どうやって食べたらいいのかいまいちわからずになかなか手が出せないといった方を時々お見受けします。
オクラは生のままでも加熱しても美味しく頂ける食材ですが、お勧めなのはさっと湯がいたオクラにマヨネーズをつけて食べる食べ方。
とても簡単ですが、湯がくことでオクラの青臭い香りが緩和されるのでオクラの香りが苦手という方でも食べやすくなるばかりではなく、食感が面白く、ネバネバもしっかり味わえるので是非挑戦してみて下さい。
またオクラはカットするとかわいらしい星型になるので、いつもの小鉢にちょっと添えるだけでも食卓に彩や華やかさをもたらせてくれます。
新鮮なオクラの選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「オクラ」が美味しい旬の時期:6月~8月
オクラはアフリカが原産の野菜なので、高温多湿な気候を好みます。
しかしスーパーでは外国産のオクラが出回っているため一年を通じて販売されていますが、本来の旬は夏。
日本では鹿児島、高知、沖縄の順で生産量が高く、やはり気温の高い地方での栽培に適しています。
《新鮮なオクラの選び方のコツ》
オクラを選ぶ際には、なるべく緑色が綺麗でヘタなどが黒ずんでいないものを選ぶのがよいでしょう。
そして産毛がびっしりと生えているオクラは良品の証です。
また、大きすぎるオクラは成長過多により苦味や固さが出てしまうので、小ぶりで柔らかいものを選ぶとよいです。
オクラを新鮮に保つ長期保存方法
オクラは寒さに非常に弱い野菜です。冷蔵庫で保管する時も注意を払う必要があります。
オクラを保存する場合には新聞紙などに包んで野菜室へ入れましょう。
野菜室は冷蔵室よりも温度が3~6度ほど高いために低温障害を防ぎます。
長期保存する場合は、産毛を取るためにオクラに塩をまぶして少し揉み込んでから、さっと下茹でし冷めたものを冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存します。
この方法だと一か月ほどは持つようです。
オクラの栄養成分とその働き(効能)は?
オクラの代表的な特徴とも言えるネバネバは、ペクチンとムチンという成分からなります。
水溶性食物繊維の一種であるペクチンは、わかりやすいものだとジャムがゲル状となるのがペクチンの働きです。
粘性を持っているので胃腸をゆっくりと移動し満腹感が持続してダイエットに効果があると言われています。
また糖質の吸収を穏やかにする作用がある事から血糖値の上昇を抑えてくれます。
そしてムチンは、胃の粘膜を保護する働きの他、細胞を活性化させて老化防止に効果があると言われています。
また糖を多く含むたんぱく質の結合体であるムチンは、エネルギーを無駄なく活用させる働きに優れているため疲労回復やスタミナ増強に役立つと言われています。
まとめ
料理とは、必ずしも手の込んだものを作る必要はないと思います。
さっと湯がいてマヨネーズをつけて食べるだけのオクラでも、そこには十分な栄養と旨味があるのですから、毎日の食卓にもう一品、家族の健康を後押しするオクラを使った料理を今日から付け足してみてはいかがでしょうか。
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