チンゲン菜の保存方法や選び方のコツ!チンゲン菜の栄養と効能は何?
2014/10/05
チンゲン菜の失敗しない選び方と保存方法の仕方!
チンゲン菜と言うと、中華料理の添え物やスープの具材といったイメージを持っている方も多いと思います。
中国野菜として1970年頃に日本に入ってきているので歴史はそれほど長くはないものの、比較的知名度の高い野菜と言えます。
50日程度で出荷が可能で、また気温に左右されない適応力に優れた野菜なので日本全国で栽培されています。
そのため通年販売され、あまり季節感のない野菜とも言えますが、本格的に寒くなる秋の暮れから初冬にかけて、霜が降りる時期になるともっとも味が濃く美味しくなると言われています。
新鮮なチンゲン菜の選び方(見分け方)やチンゲン菜の美味しい時期は?
チンゲン菜の特徴は何と言っても青々とした葉です。
ですので新鮮なものも緑色が濃く、なおかつ葉が密集しているものを選ぶとよいでしょう。
また、葉や茎に厚みがある方が甘みが強いとされます。
さらに、葉がピンと張っていて根元がみずみずしく感じられれば、申し分のないチンゲン菜だと言えます。
逆に葉が黄色いものは鮮度が悪く、緑色が濃すぎる場合は成長過多でアクが強い場合もあります。
チンゲン菜は一年を通して販売されていますが、11~12月のものが味がもっともよいとされています。
チンゲン菜を新鮮に保つ長期保存方法
チンゲン菜の保存方法は、湿らせた新聞紙で包んだ後さらにビニール袋に入れて、冷蔵庫に立てて保管します。
長く使用しないのであれば、塩の入ったお湯で固ゆでし冷水に浸したら水気を取って小分けにカットしてラップなどに包み冷凍庫で保存する方法がお勧めです。
チンゲン菜の栄養成分とその働き(効能)は?
チンゲン菜には、βカロテンが多く含まれます。
βカロテンは抗酸化作用に優れ、ガンの元となる活性酸素を抑制する効果があります。
また免疫力を上げる効果もあるため、疲労回復や風邪などの予防に役立ちます。
さらにはこれらの直接的な働きの他に、βカロテンは体内で必要量のビタミンAに変換されるので、主にパソコンを使用する仕事をしている人に多い眼精疲労やドライアイの回復や予防に効果があります。
まとめ
チンゲン菜は私達日本人にとっても身近な食材ですし、中華料理だけではなく他の葉物野菜の代用として和食や洋食にもよく合う食材です。
中でもチンゲン菜は油との相性がとてもよいため、炒め物に使用する事で効率よくビタミンを吸収する事が出来ます。
また、アクが少ないので下処理する事なく生のまま直接調理に使えるのも、主婦には助かる食材と言えるでしょう。
しかしチンゲン菜は長い時間加熱すると水分が出て、食感が悪くなってしまいます。
チンゲン菜は加熱されてもかさがあまり減らないのでつい長く火にかけてしまいがちですが、新鮮なものはそのままでも食べられるので、短時間で火から離し、パリッとした食感を楽しむのもよいでしょう。
最近では、冷水につけてよりシャキシャキ感を楽しむサラダのメニューとしても人気があります。
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