アスパラガスの保存方法や選び方のコツ!アスパラガスの栄養と効能は何?
新鮮でおいしい「アスパラガス」の見分け方と保存方法
アスパラガスのイメージというと、一年中スーパーの店頭に並んでいていつでも食べられる、といったものがありませんか?
その通りアスパラガスは栽培方法の工夫や輸入物などで比較的手軽に手に入る食材の一つです。
しかし、アスパラガスの本当の旬はその鮮やかなグリーンが示すとおり、春先から初夏に掛けてです。
この時期のアスパラガスは水分を多く含み、取れたては格別の美味しさです。
食べる事で感じられる春の息吹や陽気を是非、旬のアスパラガスで味わって頂きたいと思います。
新鮮なアスパラガスの選び方(見分け方)や美味しい時期は?
「アスパラガス」が美味しい旬の時期:4月~6月
アスパラガスがもっとも美味しいとされるのは4月から6月までと言われています。
特に6月に北海道で露地栽培されるアスパラガスは、気温が上がる昼のうちに糖分を蓄え、夜になると冷え込んでその糖分を放出させる事がないので、より甘みが増すと言われています。
《新鮮なアスパラガスの選び方のコツ》
新鮮なアスパラガスは、根元から穂先までが真っ直ぐで、綺麗な薄グリーン色をしています。
また、穂先が開いていなくぎゅっと閉じているものを選ぶとよいと思います。
アスパラガスはとても傷みが早い野菜ですが、収穫から時間が経つと切り口の乾燥が進んで割れたり変色しているので、そのようなものは避けた方がよいでしょう。
アスパラガスを新鮮に保つ長期保存方法
アスパラガスは水分が抜けやすく鮮度が保ちにくい野菜です。
冷蔵庫で保管する時には保存用袋に入れるか、ラップをして乾燥から守って下さい。
また、アスパラガスは土から上に向かって成長する野菜です。そのため冷蔵庫に入れる時は立てて保管するようにしましょう。
横に倒して保管すると上に伸びようとする習性から余分なエネルギーを使ってしまい味が落ちてしまいます。
長期に保存するなら冷凍がお勧めです。
茹でたアスパラガスを適当な大きさにカットして急速冷凍を掛けて下さい。
使う時は凍ったまま炒めたりスープに入れて使えます。
アスパラガスの栄養成分とその働き(効能)は?
アスパラガスは緑黄色野菜なので、βカロテンやミネラルなどを多く含んだ栄養豊かな野菜です。
中でもアスパラガスから発見された事で名前がついたアスパラギン酸は他の野菜には見られない特徴的な成分と言えるでしょう。
アスパラギン酸は栄養ドリンクに含まれる成分として有名な事からもわかる通り、疲労回復に効果があるとされています。
また穂先に多く含まれるルチンには血管を丈夫にする働きがあるため動脈硬化の予防に役立つとされています。
さらにアスパラに含まれるビタミンCは加熱によっても奪われる量が少ないため、より効率よく摂取出来ると言われています。
まとめ
野菜が通年販売されているのは、毎日の献立を考える主婦にとってはとても有り難い事です。
その一方で、旬を知らずに食べる事はその時期に一番美味しいものを逃す残念な結果ともなりかねます。
野菜嫌いの子供の多くは野菜の本当の味を知らずしてそうなっているケースも多々ありますので、特に子供に受けの悪いアスパラガスは旬の獲れたてを食べさせる事で、嫌いから一気に好きに転じる事が可能と言えるでしょう。
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