いんげんの保存方法や選び方のコツ!いんげんの栄養と効能は何?
新鮮でおいしい「いんげん」の見分け方と保存方法!
夏野菜として有名なものと言えばトマトやきゅうり、とうもろこし、ピーマン、また最近ではズッキーニもよく聞かれるようになりました。
では、いんげん、はどうでしょうか。
いんげんを夏野菜として認識している方というのは少ないのではないかと思います。
また、いんげんとよく似た名前のさやいんげんは別の野菜だと捉えている方もいらっしゃるようですが、さやがまだ若いうちに摘んだものをさやいんげんといい、実はまったく同じ野菜なのです。
そこで今日は、いまいちメジャーになれない「いんげん」にスポットを当て、知られざるいんげんの魅力について迫ってみたいと思います。
新鮮ないんげんの選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「いんげん」が美味しい旬の時期:6月~9月
いんげんは収穫までの期間が比較的短い事から、一年に三回ほど収穫できる場合もあります。
このような事から一部の地方では「さんどまめ」と呼ぶようですが、旬は6月から9月までの夏野菜になります。
《新鮮ないんげんの選び方のコツ》
緑色が鮮やかで、ピンと張っているものが新鮮ないんげんの証拠です。
また、野菜と選ぶ一つの基準として、太く大きい物の方が美味しいという認識がありますが、いんげんの場合は細い物の方が美味とされます。
太い物は成長過多のためさやが固くなったり青臭かったりするので注意しましょう。
いんげんを新鮮に保つ長期保存方法
いんげんは乾燥しやすい野菜なので、冷蔵庫に入れる時は保存袋かラップをするなどして乾燥を防ぐ事を心掛けましょう。
また、少しでも傷んだいんげんを見つけたら、処理をするか捨てるなどをする事で他のいんげんへの傷み移りを減らす事が出来ます。
そしていんげんは茹でておくと冷蔵庫で4~5日は保存が効きます。
さらに長期で保存をしたい時は、いんげんは冷凍保存に向いているので、新鮮なうちに下茹でして冷凍する事をお勧めします。
いんげんの栄養成分とその働き(効能)は?
インゲンに含まれる成分の中で特に多いのがミネラル類です。
カリウム、カルシウム、鉄、亜鉛などの種類の多さもさることながら含有量も多いため、高血圧や骨粗しょう症の予防にも効果があるとされています。
また、食物繊維も豊富に含まれているため、便秘解消にも役立ちます。
まとめ
いんげんについてはまだ面白い話があり、いんげんは豆に分類されますがさやいんげんは野菜に分類されるそうです。
また豆類でありながらもいんげんには緑黄色野菜に多く含まれるβカロテンがあったりと、一筋縄では語り尽くせないのが実はいんげんというものだったりします。
同じ野菜なのに成長過程が違うだけで分類が変わるというだけでも、とても興味深い事ではないでしょうか。
このように私達が、よく知らないからというただそれだけの理由で何となく買わなかったり食べなかったりしている野菜がまだ数多くあるのです。
いんげんもそのうちの一つですが、知れば知るほど「食べてみたい」と思ったのではないでしょうか。
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