ウコンの効能と栄養は?保存方法や選び方のコツ!
栄養のある「ウコン」の見分け方と保存方法!
ウコンと言えば、二日酔いを予防するドリンクの商品に使われて一躍有名になった印象が強いと思われますが、実はその前から私達の食生活にとても深く関わりがあった事をご存知でしょうか。
今や日本食といっても過言ではないカレー。このカレーに、ウコンは使われています。
カレーと言えば思い出すのが特徴的な色をしたルーですが、あの色こそウコンに含まれているクルクミンという成分から成るのです。
このように私達は、身近なところで何度もウコンを口にしていますから、本当はとても馴染みのある食材と言えるのです。
新鮮な「ウコン」の選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「ウコン」が美味しい旬の時期:10月~11月
ウコンには、春に花を咲かせる春ウコンと、秋に花を咲かせる秋ウコンがありますが、一般的にウコンと呼ばれているのは秋ウコンになります。
《新鮮な「ウコン」の選び方のコツ》
ウコンは生のまま食材として使われる事がなく、また貯蔵性の高い食材でもあるため、新鮮なウコンの選び方のコツというのはありません。
しかし、ウコンに含まれている人体に有益と思われる働きをする成分は、主に秋ウコンに多く含まれているため、香辛料やサプリメントなどを選ぶなら、秋ウコンが使われている物を選ぶのがよいでしょう。
ウコンを新鮮に保つ長期保存方法
ウコンの保存方法としてお勧めなのが冷凍です。
ウコンに含まれる成分は揮発性のものが多いため、冷凍する事によってその成分を閉じ込める事が出来ます。
あらかじめウコンを綺麗に洗ってすりおろし、小分けにしておくと使いたい時に使いたい量を使えて便利です。
重要なのはウコンを出来るだけ空気に触れさせない事。これを守るだけで大切な成分を逃さずに使う事が出来ます。
また、土を深く掘ってそこに埋めておく方法もよいでしょう。
外が寒くても土の中というのは一定の温度に保たれているので、生のままのウコンを保存したい場合はこの方法が適しています。
ウコンの栄養成分とその働き(効能)は?
ウコンの持つ成分としてもっとも有名なのが、二日酔いの予防でしょう。
これは、ウコンに含まれるクルクミンには肝臓の機能を助ける働きがあるため、アルコールに含まれるアセトアルデヒドを素早く分解する効果が得られるからです。
また、ウコンには消化不良を改善し胃を健やかに保つ効果があります。
そのため、香辛料としてウコンを多く使うカレーを食べると胃の調子がよくなるというのは、このような理由から成るのです。
「ウコン」のまとめ
ウコンを始めとする香辛料は、古くから漢方薬として人々に重宝されてきました。
香辛料を多く使う料理として有名なカレーの祖国であるインドでは、体調に合わせて香辛料の組み合わせを考えるとも言われています。
ウコンはそのままの形では私達には馴染みのない食材ですが、実際にはとても密接に私達の健康を支えてくれています。
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