落花生の栄養や効能！保存方法や選び方のコツ

落花生の栄養や保存方法！

お子さんのおやつからお父さんの晩酌のおつまみまで、幅広い層から愛されている落花生。

とは言え、落花生と言われてもそれが何かいまいちピンと来ず、「ピーナッツ」と呼んだ方がしっくりくると思う方も多いのではないでしょうか。

ピーナッツは南米が原産で、日本へは中国を通じて入って来た事から昔は南京豆と言っていました。

しかし現在の日本では、さやごとを落花生、中の種子の部分をピーナッツ、と、区別して呼んでいる方が多いようです。

また、ナッツという事から木の実を想像してしまいがちですが、実は豆類です。

新鮮な「落花生」の選び方（見分け方）や美味しい時期は？

※「落花生」が美味しい旬の時期：9月～10月

落花生は、日本国内での産地が限られているため、国産の物はあまりスーパーなどでは出回りません。

代わりに輸入物が多くを占めているため、一年を通じて買い求める事が可能となっています。

日本では千葉県産が圧倒的なシェアを誇り、9月の下旬から収穫が始まった落花生は、主に10月中旬から出荷の最盛期を迎えます。

収穫と出荷の時期に誤差があるのは、収穫した落花生はすぐに出荷されるのではなく一週間以上乾燥させたものを出荷するためです。

《新鮮な「落花生」の選び方のコツ》

実は、良質な落花生を見分けるのは素人にはとても難しいとされています。

さやつきで売られているものの場合、さやがあまりにも綺麗ですと過剰洗浄により風味を損なっている可能性もありますし、さやが柔らかすぎると収穫時期が適切ではない場合があるのです。

よって、新鮮なものを見極める明確な方法はないものの、さやごとであればある程度土がついているものの方が、風味が落ちていないなど、目安として見る事は出来ます。

落花生を新鮮に保つ長期保存方法

落花生は鮮度が落ちるのが非常に早いです。そのため、さやつきであれば買ったその日に茹でてしまうのがよいでしょう。

生のまま置いておくとすぐに味が落ち、またカビが生えてしまいます。

茹でた落花生は冷凍しておく事が可能です。さやから外し中味だけど密閉容器に入れて冷凍してもよいです。

落花生の栄養成分とその働き（効能）は？

落花生がお父さんの晩酌のおつまみとしてよく出されるのには、落花生に含まれる成分に理由があります。

落花生にはナイアシンというアルコールを分解する成分が野菜の中でもトップクラスに含まれているからです。

また、強い抗酸化作用があるビタミンＥも多く含んでいるので、血管の老化防止を防ぎ動脈硬化を予防したり、肌や髪にハリやツヤを与え、アンチエイジングに効果があるとされています。

「落花生」のまとめ

落花生にはこの他にも、不飽和脂肪酸と呼ばれるオレイン酸やリノール酸が含まれるので、肥満防止にもよいとされていますが、一方で非常にカロリーが高い食材でもあるため、食べ過ぎには気を付けた方がよいと言えるでしょう。