とうもろこしの保存方法や選び方のコツ!栄養と効能は何?
新鮮でおいしい「とうもろこし」の見分け方と保存方法!
とうもろこしは、お米、小麦に並ぶ世界三大穀物の中の一つとされ、古くから人々の貴重な栄養源として食べられて来ました。
しかし、食用として食べられているのは甘みの強いスィートコーンと呼ばれる品種のみで、この他にとうもろこしは数千種類に及ぶと言われているほど、世界中で様々な品種が作られています。
また、スィートコーンは食用とうもろこしの総称に過ぎないため、その中でもまた数多くの品種に分けられます。
ポップコーンやコーンスターチなどの原料となる他、コーン油やウィスキーの原料として加工されるものもあります。
さらに最近では、茹でずに生のままでも美味しく食べられる品種が栽培されるなど、とうもろこしは品種改良が盛んな野菜とも言えます。
新鮮な「とうもろこし」の選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「とうもろこし」が美味しい旬の時期:6月~8月
とうもろこしは夏に最盛期を迎える野菜です。
また、鮮度が非常に落ちやすく、収穫して1日過ぎてしまうと旨味や風味が抜けてしまうと言われています。
スーパーでは朝採りしたとうもろこしを販売するなど、新鮮なとうもろこしを家庭に届けるべく、努力をしているようです。
《新鮮な「とうもろこし」の選び方のコツ》
とうもろこしを選ぶ時には、必ず皮つきのものを選ぶようにしましょう。
皮が剥いであると調理には便利ですがその分鮮度が早く落ちてしまいます。
また、ヒゲを呼ばれるとうもろこしの上から出ている繊維状のものが茶色くなっているのが食べごろの合図です。
このヒゲがまだ緑色だと、実が完熟しておらず青臭さが残っている事があります。
さらにこのヒゲの数が多いほど実ぎっしりと詰まっている証しになります。
とうもろこしを新鮮に保つ長期保存方法
とうもろこしは収穫から24時間経過してしまうと、糖分がデンプン質に変化してしまい味を損なってしまいます。
なるべく新鮮なまま保つためには、収穫後すぐに茹でるのがもっともよいでしょう。
生のまま、冷蔵庫での保管は向かないので必ず茹でてからラップに包んで冷蔵庫に入れるようにして下さい。
大量のとうもろこしを貰った時なども、すぐに茹でて冷めたら冷凍用保存袋に入れて冷凍するのがよいでしょう。
とうもろこしの栄養成分とその働き(効能)は?
とうもろこしには、不飽和脂肪酸が多く含まれています。
不飽和脂肪酸は、悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増やす効果があるため、これらが含まれる油は良質で健康な油として有名です。
とうもろこしから作られるコーン油もこれに該当します。
また、とうもろこしは炭水化物やビタミンB群を多く含むので、暑い夏に素早くエネルギーに代わり、疲労回復を促してくれます。
「とうもろこし」のまとめ
子供から大人まで、誰もが大好きな野菜の代表であるとうもろこし。
昔ながらのもっちりとした歯ごたえと素朴な甘みが好きな方もいれば、しゃっきりとしていて甘みが強いのが好きという方もいるでしょう。
とうもろこしは種類によって異なった味わいや食感が楽しめる野菜でもありますので、是非色々なとうもろこしを食べ比べてみるのもよいかも知れません。
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