もやしの栄養と効能は?賞味期限を延ばす保存方法や選び方のコツ!
「もやし」の栄養と賞味期限や保存方法!
一年を通じて安定した供給と価格で私達の食卓には欠かせない食材の、もやし。
シャキシャキした歯応えと癖のない味はどんな料理にも合う万能野菜ですが、水分を多く含む野菜という事からか、もやしには特筆するような栄養分が含まれていないと思われがちです。
しかし、実は、もやしはとても栄養に優れた野菜なのです。
さらには、出荷までに農薬や化学肥料も使わないため、安全な野菜とも言えるのです。
新鮮な「もやし」の選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「もやし」が美味しい旬の時期:1月~12月
もやしは100%人工栽培の物が流通しているので、特に旬がありません。一年を通していつでも買う事の出来る食材と言えます。
《新鮮な「もやし」の選び方のコツ》
新鮮なもやしを選ぶコツは、色が白くピンと張ってまっすぐなもの選ぶのがよいでしょう。
色がくすんでいたり萎れているものは古くなっている証拠です。
また、豆が開いているものは養分が取られているため、味を損ないますので買わないほうにしましょう。
もやしを新鮮に保つ長期保存方法
もやしは日持ちしない野菜です。
買ってきた袋の状態のまま冷蔵庫に入れても2日程度しか持ちませんので、なるべく早く使い切るようにして下さい。
また、もやしは冷凍保存をする事も可能です。
使う時は冷凍前より食感が多少劣りますが、スープや炒め物に入れて使う事が出来ます。
その際は自然解凍せず凍ったまま調理に使った方が食感が残って美味しく頂けます。
もやしの栄養成分とその働き(効能)は?
もやしは水分が多く、特徴的な味もない事から栄養はあまり含まれないと思っている方も多いようですが、それは違います。
もやしは、緑豆や大豆などを発芽させて作る野菜ですが、豆類には殆ど含まれないビタミンCがもやしになる事によって多く含まれるようになります。
ビタミンCには、肌の調子を整えるといったよく知られた効果の他、血管を強くする事で動脈硬化の予防となる働きもあります。
また、もやしには水溶性・不溶性の食物繊維を共に含んでいますので、老廃物の排出や大腸がんの予防に役立つとされています。
そしてさらに、もやしに含まれる消化酵素のアミラーゼは、胃腸の働きを整えてくれるので、夏バテで食欲が落ちている時などにも、もやしを食べる事で食欲を増進する効果が期待出来ます。
「もやし」のまとめ
もやしは、他の野菜と比べて値段の安さから庶民にはなくてはならない大切な野菜です。
しかし一方で、注目されるのはその安さや、癖がなくメインの食材に合わせやすい味だったりと、これまで栄養面についてはあまり知られてきませんでした。
また、もやしは種と水があれば、後は暗い場所に置いておくだけで発芽し成長する野菜でもあります。
現在、私達が口にする多くの野菜はどうしても農薬や化学肥料に頼らざるを得ない状況ですが、そのような中で無農薬で育つもやしは、子供にも安心して食べさせられる野菜と言えるのではないでしょうか。
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