えのき茸の保存方法や選び方のコツ!えのき茸の栄養と効能は何?
2014/10/05
冬の旬の野菜「えのき茸」
実はスーパーなどでよく売られているえのき茸は栽培物で、天然物のそれとは味も見た目も大きく違います。
天然物の旬は、冬ですが栽培物は一年を通じて売られています。
栽培物のえのき茸は日本全国で作られており、栽培物のきのこの中でも一番多い生産量となっているため、いつでも安定した価格で買い求める事が出来ますが、一方でえのき茸を買う時というのは、あらかじめ料理に使うのが決まっている時ではないでしょうか?
例えば同じきのこの種類であるまいたけのように、天ぷらにしたり炊き込みご飯の具にしたりといった幅広いメニューが浮かびにくいのがえのき茸です。
そのため、買い物のたびに買い足すといったような選ばれ方をあまりされません。
しかし今回は、そんなえのき茸の驚きの利用方法を動画で詳しくお教えしたいと思います。
新鮮なえのき茸の選び方(見分け方)やえのき茸の美味しい時期は?
えのき茸の鮮度を見分けるためには、白く透き通っているほど新鮮だという事を覚えておきましょう。
特に軸の部分から茶色に変色しているのは劣化が進んでいる状態です。
また、えのき茸は鮮度が落ちて来ると水分を出すので袋に水滴がついていたり膨張しているのは、避けましょう。
えのき茸全体が少し小振りで丸みを帯びているものを選ぶとよいです。
栽培物のえのき茸は通年出荷のため、特に旬はありませんが鍋料理によく使われるようになる秋から冬に掛けては、出荷量も増えてきます。
えのき茸を新鮮に保つ長期保存方法
えのき茸を保存するには、水分をよく拭いて空気に触れないようにラップでぴっちりと巻いて冷蔵庫で保管します。
しかしこの方法では2~3日程度しか持たないので出来るだけ早く食べるようにしましょう。
長く保存するには2通りの方法があります。
1つは軸の部分を切り離し、冷凍保存用のパックに入れて冷凍庫で保存する方法です。
そしてもう1つは、砂糖やみりん、醤油などと煮て『なめたけ』にしてから瓶に入れて保存すると一か月くらいは保存が可能です。
そのまま食べてもご飯のお供になりますし、冷奴や炒め物に加えてもとても美味しく頂けます。
えのき茸の栄養成分とその働き(効能)は?
一見するとあまり栄養価の多いものは含まれていないように思われるえのき茸ですが、実はビタミンB1やB2、ナイアシン、食物繊維など様々な成分が豊富に含まれています。
また、精神の安定や興奮を抑制する働きのあるギャバを多く含んでいる事から、えのき茸を食べるとぐっすりと眠れると言われています。
さらにはえのき茸のみに存在するエノキタケリノール酸は内臓脂肪を減らす効果があると言われ、ダイエットの強い味方となってくれます。
まとめ
どうだったでしょうか?
今までスーパーで見かけても素通りする事の多かったえのき茸を見る目が、今日から少し変わったのではないでしょうか。
えのき茸はいつでも安く買い求める事が出来るので、是非毎日の食卓のメニューにえのき茸を使った一品を加えて日々の健康作りに是非役立ててみて下さい。
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