ブロッコリーの保存方法や選び方のコツ！ブロッコリーの栄養と効能は何？

新鮮でおいしいブロッコリーの見分け方と保存方法

独特の食感や味から、苦手な人も多いブロッコリー。

食材としてメインで登場する事はあまりなく、付け合せや添え物としての役割が多いせいか、大人になるまで食べる機会がなかったという人も多いのではないでしょうか。

また、ブロッコリーが敬遠される理由の一つとして、茹でる事で逃げてしまう旨味や、大きな鍋で煮る手間、などがありますが、その2つには実はとっておきの解決策があるのです。

それでは、知らないと損をするブロッコリーの本当の実力をお見せしましょう。

新鮮なブロッコリーの選び方（見分け方）やブロッコリーの美味しい時期は？

ブロッコリーは、産地をずらす事で通年販売されている他、海外からの輸入物もあるため、一年中スーパーで見かける事が出来ますが、本来の旬は、11月から2月くらいまでの冬とされています。

美味しいブロッコリーを見分けるには、丸く盛り上がっていて緑色が鮮やかなもの、切り口がみずみずしいものを選ぶとよいでしょう。

また、花があるものは成長しすぎているため、旨味が損なわれてしまいます。

ブロッコリーを新鮮に保つ長期保存方法

ブロッコリーはそのままでは長期保存に適さない野菜です。

4～5日で食べ切るのが前提なら、ビニール袋に入れて立てた状態で冷蔵庫で保管するとよいですが、つぼみが黄色く変色してくると味に違いが出てきてしまいます。

どうしても長期保存したい場合は、一度下ゆでし、冷ましたものを小分けにしてビニールに入れて冷凍庫で保管します。

食べる時に解凍して使う事は可能ですが、冷凍する前と比べて食感に違いがあるのは否定出来ません。

ブロッコリーの栄養成分とその働き（効能）は？

緑黄色野菜に多く含まれる成分としてよく挙げられるのがビタミンＣですが、その多くは水溶性のため、茹でると茹で汁に大切な成分が溶け出してしまいます。

またビタミンＣは加熱にも弱いため、火を使うと本来の量を大きく失ってしまう事も言われていました。

しかし、ブロッコリーは茹でた後もブロッコリーに多くのビタミンＣが残っている事がわかっています。

さらに、ブロッコリーにはスルフォラファンという抗酸化作用の強い成分が含まれているので、ガン予防にもとても役立つと言われています。

ブロッコリーのまとめ

ブロッコリーの栄養を出来るだけ損なわずに食べる方法として、水で洗った後にビニール袋に入れてレンジで3～4分ほど加熱すると、茹で汁に大切な成分を流してしまう事なく食べる事が出来ます。

また、ブロッコリーは茎も美味しく食べられる野菜なので、カットせず丸ごとレンジでチンしてみましょう。

鍋を使わずに済むので、ガスを使いながら平行して作業が出来ます。

後は、食べやすい大きさにカットしてそのままお皿に載せて食卓へ運んで下さい。お好みでマヨネーズなどをつけて頂けば、ブロッコリーが主役のサラダの出来上がりです。