豆苗の栄養と効能は何?保存方法や選び方のコツ!
「豆苗」の見分け方と保存方法!
豆苗は、中国では昔は高級食材として食されてきた野菜です。
豆苗とはえんどう豆の若芽の部分で、収穫時期がごく限られていたため身分の高い人やお正月といったお祝い事でしか食べる事ができなかったのですが、今現在では豆苗用のえんどう豆も開発され水耕栽培を通じて誰でも手軽に食べられる食材として親しまれています。
また、豆苗はいわゆるスプラウトであるため、栄養価が非常に高いと知られています。
さらに天候に左右される事なく安定的に収穫が行えるため、野菜が不足しがちな季節には重宝される食材と言えるでしょう。
新鮮な「豆苗」の選び方(見分け方)や美味しい時期は?
※「豆苗」が美味しい旬の時期:3月~5月
豆苗は、一般的には施設内で水耕栽培されているので、一年を通じて出荷されています。
しかし、豆苗とは本来、えんどう豆の若芽である事を考えると、豆がなる前の季節が旬と言えるでしょう。
実際にハウスで栽培されている豆苗は、春の時期が旬となっています。
また、家庭菜園でえんどう豆を育てている方は、芽が成長してくると間引きをすると思いますが、その際、間引きした芽は豆苗として頂く事が出来ます。
《新鮮な「豆苗」の選び方のコツ》
スーパーでよく売られている豆苗は、根つきのものが多いため鮮度が保たれている事が多いでしょう。
しかし、その上でさらによい物を選ぶためには、葉や茎の緑色が鮮やかでピンとしっかり張っているものを選ぶのがよいでしょう。
また、茎が長すぎるものは成長過多で硬くなっているものが多いので、適度な長さの物を選んで下さい。
豆苗を新鮮に保つ長期保存方法
豆苗は根つきのまま買ってきたら、そのまま立てて冷蔵庫で保管して下さい。
また、豆苗は一度使い切っても二度三度と収穫出来るエコな野菜です。
買って来た豆苗を根から2~3cmほど残してカットして使い、根の部分を水を張った容器に入れて毎日水を取り替えてあげると、一週間から10日ほどで再生してまた食べる事が出来ます。
豆苗の栄養成分とその働き(効能)は?
豆苗にはとても多くの栄養が含まれており、またその含有量も高いと言われています。
トマトやほうれん草と言った代表的な野菜と比べてもその差は大きく、特にビタミンCやEといった老化防止の働きがあり抗酸化作用に優れた成分はとても多く含まれています。
また、ビタミンAに代わるβカロテンも非常に多く含んでいるので、皮膚や粘膜を保護し再生させる効果があります。
そして、女性には必要不可欠とされる葉酸も含んでいるので、是非積極的に摂取した野菜の一つと言えるでしょう。
「豆苗」のまとめ
豆苗が体にいいとわかっても、どうやって食べたらいいのか以外に悩んでしまうかも知れません。
そのような時は、何も手を加えずサラダとして食べてみるのはどうでしょう。
しゃっきりとした歯ごたえとほのかに香る豆の香りは気分をすっきりとさせてくれるものです。是非、お試しください。
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